2017年12月18日月曜日

Cacti 1.1.28 を使ってみる。(CentOS 7 のインストール)

MRTG で満足なんですが、お勉強を兼ねて Cacti をインストールしてみることにしました。GUI から対象の設定とかできて、割と簡単に使えるらしいです。

まずは OSのインストール。いままでは CentOS 6.x で頑張っていましたが、近未来のシステム入れ替えで CentOS 7.x になると思いますので、CentOS 7.x を稼働OSに選ぶことにしました。

CentOS 6.x はパーティションの構成をインストーラーに任せた場合

  • swap
  • /boot
  • /

が自動的に割り振られたと記憶。CentOS 7.x でも同じだろうとインストーラー任せで設定したら、かなりの量を /home に割り振られた... ユーザは root以外は作業用に一つ追加するだけなので、CentOS 6.x と同じ構成になるよう手動で設定。

ソフトウェアの選択は「インフラストラクチャーサーバー」を選びました。この辺はお好みで。

ネットワークの設定とかは、インストール後に CLI で設定するためなにもせず。インストール後の設定はこんな感じ。

  1. ホスト名の変更
    # hostnamectl set-hostname ホスト名

  2. ネットワークの設定
    デバイスの確認
    # nmcli device

    I/F の有効化(ens32は↑で表示されたデバイス、環境により違う)
    # nmcli connection modify ens32 connection.autoconnect yes

    IPアドレス、サブネットマスクの設定
    # nmcli connection modify ens32 ipv4.addresses 192.168.1.100/24

    デフォルトGWの設定
    # nmcli connection modify ens32 ipv4.gateway 192.168.1.1

    DNSの設定
    # nmcli connection modify ens32 ipv4.dns 192.168.1.1

  3. static IP の設定 (DHCPがいいならデフォルトの autoのままで。上の設定はいらない)
    # nmcli connection modify ens32 ipv4.method manual

  4. ネットワークの再起動
    # systemctl restart network
    ping等で接続を確認。

  5. SELINUX の無効化 (※いつもdisabled の d を忘れてはまる...)
    # vi /etc/selinux/config
  6. #SELINUX=enforcing
    SELINUX=disabled

  7. firewalld停止と無効化
    # systemctl stop firewalld
    # systemctl disable firewalld

  8. IPv6無効化
    # echo "net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1" >> /etc/sysctl.conf
    # echo "net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1" >> /etc/sysctl.conf
    # sysctl –p

  9. ssh の設定を変更しリモートから入れるように
    # vi /etc/ssh/sshd_config
    AllowUsers {ユーザ名}

  10. hosts.allow も変更。(よそからアクセスできないので全開け)
    # vi /etc/hosts.allow
    ALL: ALL

  11. ntp の設定
    # vi /etc/chrony.conf
    server 192.168.1.1 iburst

こんな感じ。ネットワークもつながっているはずなのでパッケージを最新に更新。

# yum -y update

CentOS 7.x のインストールはこれでお終い。

2018/01/29 追記
 NW設定の誤記修正。再インストール時に自分の記事を参考にしたら間違いに気が付いた...

0 件のコメント:

コメントを投稿