バッテリー表示がおかしい場合の復活の呪文ですが、電源を切ってしばらく(1時間ぐらい)放置するってのが、現時点での個人的見解です。以下、色々試してみましたので興味がありましたらご覧下さい。
自分の端末は root化しちゃっているので、docomoショップでの相談は無理。ノーマルで使っていて症状が出る方は、
- 1~2日間、なにもせずスリープの状態にしておく。
- docomoショップへ行く
- 設定からバッテリーの状態を見せる。(横一直線!)
- 再起動か電源オフ→オンをする。(右肩90°降下!)
- お姉さん(お兄さんかもしれない)と談笑。(そんな症状は聞いていませんと一蹴...)
をしましょう。数多く報告が上がれば、もしかすると OS のバージョンアップで対応して貰えるかもしれません。
(閑話休題)
その2 で症状は安定してきたのだが、再現させる方法(?)も分かってきたので追試をしてみる。
まず、再現方法だが、
です。
普段使いでは、通勤時・帰宅時・家で色々と使っているため、寝ているときぐらいしかスリープ状態に入らない。このままだと、再現しないことは確認済み。気休め程度だけど、毎朝4:00 に tasker を使って再起動をしている。
日曜は使う機会がぐっと減るので、あまり使わないようにして再現するか否かを試してみた。今までは Battery Mix でバッテリー残をチェックしていたが、諸処の理由によりバッテリーモニターウィジェットでの計測結果を貼っておく。
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図1 | 図2 |
- 6月1日に満充電。その後、普段よりは使わない状態にしておく。ギリギリ何%表示までいけるかチェック。
- 図2 を見てもらうと分かるが、4:00 の再起動後 5%ほど一気に減っている。再起動にパワーを使うのは分かるが、ちょっと減りすぎ。(軽度の発症状態?) 電圧に注目しておいて下さい。
- 通勤時の使用が 6月3日の 7:50辺りから。みるみる電圧降下しているのが分かる。%表示は、ちょっといい加減ですな。
- 8:10過ぎに一気にバッテリー残が減る and 警告ダイアログが表示される。ここで使用を諦める。
10%表示ぐらいまで正しくいけるかと思っていたのですが、残念ながらそこまでは無理でした。一度症状が回復したので、バッテリー残表示誤差も小さくなっていたようです。(一気に100%まで上がっているのは、電源をオフにして満充電をしたため)
それから一週間、症状も徐々に進行していきました。
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図3 | 図4 |
- 6月9日の 22:50辺りで 43% → 23% に一気にバッテリー残が減る。電圧はよく動いているなという 3.3V。
- 電源オフで満充電できれば症状が回復との仮説の元、枕元で朝まで充電をする。
電源オフで満充電→復活の仮説は脆くも崩れました。図5の青い線の部分ですが、10分で10%位上昇しています。あり得ない!
バッテリーが取り外しできる機種だったら、バッテリー抜き→放置→入れて再起動って手を使えそうなのですが、この機種では無理。(なんだけど、昨日あきばおーで分解工具を買ってしまった...)
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図5 | 図6 |
- 9:45から一時間強、電源をオフにした。
- それから電源を入れ、普通に充電。
- 最後のところで 93%から100%に一気に跳ね上がるのが気になるが、概ね電源オンでの充電としては妥当な数値ではないだろうか。
バッテリー残があてにならないのだったら、何を基準に普段使いすればいいのかと言う問いには、バッテリーモニターウィジェットを使いましょうと答える。
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ウィジェットの作成。現在電圧が どれ位か分かるように設定 | 電圧が最小電圧を下回ったら 警告表示とバイブ通知を行う |
電圧が 3600mV を下回ると、数時間後にガス欠になります。自分の閾値は3600mV を下回ったらとしてあります。
とはいえ、あなたの端末ではどうか分かりません。しばらくモニターを続け、最適と思われる値をご自身で決めて下さい。
100%充電ができたときは、下部に100%アイコン(緑色)も表示されるんで、右肩上がりが急激な人は、100%になっても嘘表示なので、もうしばらく充電を続けて下さい。
2013/06/17 追記
充電が右肩上がり急激でない人は 100%になったら充電完了です。あまり長く充電しても、過充電になりバッテリーによろしくない気がします。