2022年12月24日土曜日

Xiaomi Smart Band 6 の文字盤を変えてみる

自分で文字盤を作る記事ではありません。誰かに作っていただいた文字盤を Band 6 に適用する記事です。

Band 4 のときも変えようと思ったことはあるのですが、面倒くさかったのでそのままにしておりました。


なんか仕様が変わり簡単になったらしいとの噂を聞きつけたので、文字盤変更にチャレンジをしてみました。

たしかに簡単、ただし条件があり androidアプリ Zepp Life のバージョンが 6.3.x までしか通用しません。6.4.x 以降は仕様が改悪されローカルバンドディスプレイを選ぶことができなくなってしました。(6.5.x で元に戻ったかは不明。アプリのバージョンを上げて落とすの面倒なんで確認していません。)

【用意するもの】
文字盤ファイル用のファイル:拡張子が bin 
選択時表示用のファイル:拡張子が gif
インストール用の設定(?)ファイル:拡張子が xml

【サンプルファイル】
NERV の文字盤を Googleドライブに上げておきました。よろしかったらお使いください。著作権上問題があるようでしたら削除します。

【配置場所】
PC と android の場合は次のようになります。iPhone は分かりません。

エクスプローラ等で PC → android端末 → 内部ストレージ → Android → data → com.xiaomi.hm.health → files → watch_skin_local に移動する。


ダウンロードして解凍したフォルダーごとコピーする。ここから落とした場合、nerv_eng 配下に以下のファイルがあるはず。

あとは android端末の Zepp Life を起動し、プロフィール → Mi スマート バンド 6 → ストア → マネージャー → ローカルバンドディスプレイ から変えたい文字盤をタップし、[文字盤を同期]タップで完了。

【違う文字盤に変えたい】
  1. binファイルを公開しているサイト(例えばここ)に行き、bin ファイルをダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルを適当な名前に変更。そのままでもいいんですが、長い名前が多いので変えたほうが何かと楽。ここでは abc.bin に変えたと仮定して進めます。
  3. ローカルバンドディスプレイ の表示用gif を作成。1. のサイトだと gifファイルの表示もされているので、画像をコピーして gifファイルを作ると楽かも。ここでは abc.gif で作成したと仮定して進めます。
  4. infos.xml を編集する。<name> ~ </name> の箇所を変えるだけで ok です。他は変えません。ここでは <name>abc</name>に変えたと仮定して進めます。
  5. フォルダー abc を作成し、bin・gif・xml ファイルをフォルダー内にコピーします。
  6. android端末の watch_skin_local に abcフォルダーごとコピーする。
以上で完了です。同期とかできないときは、Band 6 に同期させてある文字盤の要らないものを削除しましょう。容量に制限があるので、何個もコピーしておくことはできません。概ね2~3個程度だったと思います。






2022年12月22日木曜日

Zabbix 6.0 をインストールしてみる

稼働機器の監視用に Zabbix 6.0 をインストールしてみました。設定は別記事で書くことにします。

スモールスタートで、どんな事ができるかの確認用となります。ゴールとしては、稼働機器に対し

  • pingによる稼働確認
  • 障害発生時のメール送信

とします。

インストール対象の OSは RockyLinux 8 です。

【apacheのインストールと起動】
dnf install httpd
systemctl start httpd
systemctl enable httpd

【epelリポジトリの追加】
dnf install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm

【php関連のインストール】
 dnf install php php-fpm php-mysqlnd php-ldap php-bcmath php-mbstring php-gd php-pdo php-xml

【MariaDBのインストールと起動】
MySQL ではなく MariaDB を使うこととします。Zabbix は DB のバージョンにうるさいので、デフォルトの 10.3 から 10.5 に切り替えてインストールします。
※依存関係のインストールで perl関連がゴッチャリ追加されます。

dnf module list mariadb
メタデータの期限切れの最終確認: 0:10:11 時間前の 2022年12月21日 23時17分56秒 に実施しました。
Rocky Linux 8 - AppStream
Name                 Stream                Profiles                               Summary
mariadb              10.3 [d]              client, galera, server [d]             MariaDB Module
mariadb              10.5                  client, galera, server [d]             MariaDB Module

dnf module enable mariadb:10.5
dnf install mariadb mariadb-server mariadb-devel
mysql --version (10.5.x なことを確認)
systemctl start mariadb
systemctl enable mariadb


【MariaDBのセキュリティ設定】
mariadb-secure-installation
デフォルトが 'Y' なので、Enterキーの押下のみでok。ただし、Change the root password? と聞かれた場合はお好みのパスワードをセットすること。(パスワードを設定しないと先に進みません。)

【Zabbixリポジトリの追加】
追加用のリポジトリを https://repo.zabbix.com/zabbix/6.0/rhel/8/x86_64 で確認。複数あると思うので、最新のものを設定することとする。
dnf install https://repo.zabbix.com/zabbix/6.0/rhel/8/x86_64/zabbix-release-6.0-4.el8.noarch.rpm

【Zabbix及び関連パッケージのインストール】
dnf install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese zabbix-apache-conf zabbix-sql-scripts

【/etc/php-fpm.d/zabbix.conf の設定変更】
php_value[date.timezone] = Asia/Tokyo
を最下行に追加し保存して終了

【/etc/php.ini の設定変更】
902行目あたり、行頭の ; を外しタイムゾーンの設定をする。
date.timezone = Asia/Tokyo
に変更し保存して終了

【php-fpm の起動】
systemctl start php-fpm
systemctl enable php-fpm

【Zabbix用データベースの作成】
mysql -uroot -p

Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 15
Server version: 10.6.10-MariaDB MariaDB Server

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE zabbix character set utf8 collate utf8_bin;
Query OK, 1 row affected (0.002 sec)

MariaDB [(none)]> CREATE USER zabbix@localhost IDENTIFIED BY 'TEST1234';
Query OK, 0 rows affected (0.005 sec)

MariaDB [(none)]> GRANT ALL ON zabbix.* TO zabbix@localhost;
Query OK, 0 rows affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> quit;
Bye

※パスワードは TEST1234 にしてみました。 

zcat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/server.sql.gz | mysql -u zabbix -p zabbix
Enter password: (この例では TEST1234 ですね)

mysql -u zabbix -p zabbix
Enter password: (この例では TEST1234 ですね)

Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 17
Server version: 10.6.10-MariaDB MariaDB Server

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [zabbix]> show databases;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| zabbix             |  ← zabbix があること
+--------------------+
2 rows in set (0.002 sec)

MariaDB [zabbix]> use zabbix;
Database changed
MariaDB [zabbix]> show tables;
+----------------------------+
| Tables_in_zabbix           |
+----------------------------+
| acknowledges               |
| actions                    |
(中略)
| widget                     |
| widget_field               |
+----------------------------+
173 rows in set (0.004 sec)  ← 概ね170個程度あればok
MariaDB [zabbix]> quit;
Bye

【zabbix_server.conf の設定変更】
129行目あたり、行頭の # を外し、設定したパスワードを記述する。
DBPassword= (この例では TEST1234 ですね)
保存して終了

【zabbix_server の起動】
systemctl start zabbix-server
systemctl enable zabbix-server

【Zabbix Agent 2のインストール】
Zabbix Server自体をエージェント監視してみる。
dnf install zabbix-agent2

【/etc/zabbix/zabbix_agent2.conf の設定変更】
自身の監視のみのため特になし。好みにより144行目あたりの Hostname を変更する。

【Zabbix Agent 2の起動】
systemctl start zabbix-agent2
systemctl enable zabbix-agent2

【net-snmp のインストール】
dnf install net-snmp net-snmp-utils

【snmpd.conf  の設定変更】
テストなのでデフォルトでも ok。ちょっとセキュリティを高めたい場合は 14行目あたりの default を特定のセグメント、コミュニティ名をお好みに変更する。

トラップも受信したいときは /etc/snmp/snmptrapd.conf の編集と snmptrapd の起動・有効化を忘れずに。 

【net-snmp の起動】
systemctl start snmpd
systemctl enable snmpd

ここまでで一通り完了。次は GUI の管理画面から Zabbix の設定を行います。ブラウザを起動し、次の URL を入力。
http://[Zabbixをインストールした機器のIPアドレス]/zabbix

ようこそ
デフォルトの言語を日本語にして[次のステップ]をクリック。(日本語必須ではありませんが、せっかく多言語対応しているので使いましょう。)


前提条件のチェック
すべて OK が表示されていることを確認。スクロールして一番下まで確認したら[次のステップ]をクリック。

データベース接続設定
DBの認証情報はHashiCorp Vaultから取得することも可能ですが、今回は「プレーンテキスト」を選択し、Zabbix自身に認証情報の設定を行います。「パスワード」は各人の設定したものを入力し(この例では TEST1234 ですね)[次のステップ]をクリック。


設定
[Zabbixサーバー名]に任意の名前を設定。
「デフォルトのタイムゾーン」の箇所に、「(UTC+09:00) Asia/Tokyo」を選択し、「次のステップ」をクリック。
※「デフォルトのテーマ」は Blue で。別のものに変えたいときはテーマを選ぶと画面が変化するのでお好きなものを。



インストール事前準備概要
設定した内容が表示されるので、問題がなければ「次のステップ」をクリック。



インストール
おめでとうございます!Webインターフェースのインストールが終了しました。
が表示されたら[終了]をクリック。

お疲れさまでした。


2022年12月11日日曜日

富士通 CELSIUS H760 のメモリを増設する

普段の用途は 16GBで十分なんだけど、仮想マシンとかを動かすには少々心もとない。できたら16GB×2 で増設をしたいところなんですが、新品は高いしSO-DIMMのECCメモリの出物もヤクオフ・メルカリあたりでも滅多にない。デスクトップ用だったらあるんですけどねぇ...

で、4GB×2 の出物がありましたので、こちらで手を打つことにしました。仮想マシン1台分のメモリは賄えるし。


ECCメモリでなくとも使えることは分かっているので、16BG×2 (non-ECC) も考えたんですけど、元から付いている 8GB×2 が non-ECC になっちゃうのがもったいない。

BIOS もちょっと古いんで更新をしたいところなんですが、更新プログラムは富士通のサイトを見たら Windows10 で動くようです。Windows11 でも動くとは思うんだけど、逝っちゃうと悲しくなるので思案中。

まぁ動きに問題がなければ BIOS は更新無しでもいいんですけどね。自分しか使わないからセキュリティ関連の更新は気にしなければ無問題。(でいいのかな?)

2022年12月10日土曜日

Xiaomi Smart Band 6 を買う

 Xiaomi Smart Band 7 が発売されて数ヶ月、Xiaomi Smart Band 6 がヤクオフとかメリカリで出回るようになったので買ってみた。

正直、自分の用途では Xiaomi Smart Band 4 で十分なんだけど、画面と表示文字が大きくなったのが魅力。年には勝てず、小さい字を見るのが辛くなってきたので (^^;)

文字の大きさはこんな感じ。


ワークアウトとかには使わないので、電池持ちもそんなに問題ない。2週間近く使って、30%前後が残っている。

しかも Xiaomi Smart Band 4 のときと違って、マグネットタイプの充電器は使い勝手が非常にいい。前はバンドから外さないと充電できなかったので、正直充電が面倒でした。

で、風呂にはいるとき外すので毎週末の入浴時に30分程度充電して使おうと思っている。満充電まではいかないのが逆に電池の寿命的にはいい気がする。