前から時々出ていたんだけど、最近頻発して出るようになってしまった。
出始めたときは、MX Player Pro で動画鑑賞をしていた時なので、MX Player Pro はけっこうCPU負荷が高いのかなぁ? なんて思っていましたよ。(MX Player Pro は悪くありませんでした。)
このメッセージが表示されると数秒後にシャットダウンします。再起動をすると問題なく使えていたのですが、最近は何もしていない状態でも発生するほど状況が悪くなってきました...
もう寿命かなぁなんて思っていたのですが、youtube を散策して対応している人がいないか探してみました。
最初に「【わかりやすい】ALLDOCUBE iPlay の充電不良修理をやさしく説明します」でばらし方を見たのですが、「ホットボンドのようなもので付いている。」とのことでしたので、もしかすると通常のスマホにリヤパネルとは違う留め方なのかと思いましたよ。
さらに検索を進めるとそのものずばりの動画が。「アイプレイ40の熱暴走・修理と分解 ABNORMAL TEMPERATURE | alldocube iplay 40 Tablet」が非常に参考になります。かいせつやさん、色々とアドバイスありがとうございました。
で肝心のリヤパネルですが、最終的にスマホ同様両面テープで留まっていることが確認できました。(もしかするとロットによって違う可能性はありますが。) 幅は場所で少々違うのですが、テープの伸びとか考慮すると 2mmの両面テープでしょうか? ブチルタイプではなかったです。
長辺部分をドライヤー等で温め、両面テープの粘着を弱めると簡単に剝がれると思います。
2024/05/10 追記 ↑少々噓を書いておりました...
接着は接着剤でした。ホットボンドのようなは正しかったです。イメージ的にはセメダイン スーパーX みたいな接着剤。スーパーX は強力なので、弱いやつで留めないと剥がせなくなりますが。
乾いたときに糊っぽい(?)感じで留まるものがいいですね。参考にしたyoutube では T-7000を使っていましたね。
オリジナルがどれかわからないくらいパチ物(?)が販売されていて、B<E<F<Tの順で接着強度が上がるらしい。あまり接着強度が高いのも困りものなので、B-7000あたりが意外にいい気がするなぁ。
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今回はそこが分からなかったので、少々強引にこじ開けました。ちょっとリヤパネルに傷がついて残念。ケースに入れちゃうので見えないからいいけど。
SoC が実装されている箇所まで分解してみました。
自分のも単純にヒートシンク(?)を兼ねた金属プレートでカバーされているだけでした。コスト削減なのか手抜きなのか... こんなんじゃ、まともに冷えないと思うんだがなぁ。
しかも、手で触った感じだと SoC の部分は若干低くなっている... これでは金属プレートに触れず、ほぼ自力放熱しているだけっス。今まで問題なかったけど、微妙に筐体がゆがんで空きができるようになってしまったのか?!
CPUグリスを塗布して冷却も考えたのですが、お手軽にシリコンサーマルパッドを貼って対策とします。熱伝導係数を見ると 3.2 W/m-k と一般的なCPUグリスと同程度。厚さも0.5mmといい感じ。冷却が間に合わないようだったら別の手を考えることにします。(といっても、熱伝導率の高いCPUグリスに変えるぐらいしか手は無いですが...)
はい、こんな感じで貼ってみました。撮り忘れましたが、段差解消用に SoC の上にも一枚貼ってあります。12mm x 12mm 程度で大丈夫でした。(結果的に SoC 部分は 1mm厚になるけど大丈夫だろうと判断。)
さて効果のほどですが、予想外に冷えます。シャットダウンが発生したときの画面コピーを取り忘れているので、記憶での比較になりますが
対策前:40度強(シャットダウン時はさらに上がる)
対策後:30度弱
概ね10度ぐらい下がったことになります。ぼちぼち買い替えようと思っていたのですが、調子が良くなったので延命することにします。
そうなると欲も出てきて、ちょっと弱ったバッテリを交換してリフレッシュ! なんてことも考えたりしています。リヤパネルはバッテリ交換をどうするか決めてからちゃんと貼ることにします。それまではカバーのTPU部分で運用と。特に外れたりもしないので。
まぁ、交換用のバッテリもピンキリなので、替えたから初期の性能に近くなるかというと眉唾部分もあったりするんですが。