せっかくMRTGを入れたので、テスト機のディスク使用率とかCPU使用率なんかを表示できるように仕様と設定を行ってみました。
元からは入っている /etc/snmp/snmpd.conf はコメントが多く、見るのが大変なので新規に作成することにしました。元ファイルはコメント等を参照することもあるので、snmpd.conf.orig にて保存。
snmpd.conf の設定に最小限必要なのは
- コミュニティ
- セキュリティグループ
- ビュー
- アクセスス権限の設定
の4つのようです。ネットワークチェンジニアとしてさんのsnmpd設定方法を参考に必要最低限の snmpd.conf を作成しました。
# sec.name source community # sec.model sec.name # incl/excl subtree mask # context sec.model sec.level prefix read write notify |
snmpd を再起動します。
# service snmpd restart |
snmpwalk で確認をしてみます。
# snmpwalk -v 1 -c test-ro localhost system (snip) SNMPv2-MIB::sysORUpTime.8 = Timeticks: (4) 0:00:00.04 |
問題なさそうです。
次に別のマシンから snmpwalk の確認を行ってみます。
$ snmpwalk -v 1 192.168.15.251 -c test-ro system |
あら、タイムアウトになってしまいます。設定ファイルには問題は無いように見えますので、ネットワーク制御関連の設定で漏れが無いか考えてみることにします。
おそらく FWであろうと iptables の設定を確認します。
# iptables -L Chain FORWARD (policy ACCEPT) Chain OUTPUT (policy ACCEPT) |
ビンゴです、UDP/161 が開いていません。(http・https、ftp は自分で開けたんだっけ?) Trustゾーンに設置しているテスト機かつ今後FWの設定をするのも面倒なので、FW機能は使わないことにしました。
# chkconfig iptables off # service iptables stop |
再度別マシンからテストを行う。はい、無事出力がされました。
後は、なにをMRTGで表示させるかですね。まずはディスク使用率とCPU使用率を表示できるよう設定をしてみようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿