MRTG で満足なんですが、お勉強を兼ねて Cacti をインストールしてみることにしました。GUI から対象の設定とかできて、割と簡単に使えるらしいです。
まずは OSのインストール。いままでは CentOS 6.x で頑張っていましたが、近未来のシステム入れ替えで CentOS 7.x になると思いますので、CentOS 7.x を稼働OSに選ぶことにしました。
CentOS 6.x はパーティションの構成をインストーラーに任せた場合
- swap
- /boot
- /
が自動的に割り振られたと記憶。CentOS 7.x でも同じだろうとインストーラー任せで設定したら、かなりの量を /home に割り振られた... ユーザは root以外は作業用に一つ追加するだけなので、CentOS 6.x と同じ構成になるよう手動で設定。
ソフトウェアの選択は「インフラストラクチャーサーバー」を選びました。この辺はお好みで。
ネットワークの設定とかは、インストール後に CLI で設定するためなにもせず。インストール後の設定はこんな感じ。
- ホスト名の変更
# hostnamectl set-hostname ホスト名 - ネットワークの設定
デバイスの確認
# nmcli device
I/F の有効化(ens32は↑で表示されたデバイス、環境により違う)
# nmcli connection modify ens32 connection.autoconnect yes
IPアドレス、サブネットマスクの設定
# nmcli connection modify ens32 ipv4.addresses 192.168.1.100/24
デフォルトGWの設定
# nmcli connection modify ens32 ipv4.gateway 192.168.1.1
DNSの設定
# nmcli connection modify ens32 ipv4.dns 192.168.1.1 static IP の設定 (DHCPがいいならデフォルトの autoのままで。上の設定はいらない) - ネットワークの再起動
# systemctl restart network
ping等で接続を確認。 - SELINUX の無効化 (※いつもdisabled の d を忘れてはまる...)
# vi /etc/selinux/config - firewalld停止と無効化
# systemctl stop firewalld
# systemctl disable firewalld - IPv6無効化
# echo "net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1" >> /etc/sysctl.conf
# echo "net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1" >> /etc/sysctl.conf
# sysctl –p - ssh の設定を変更しリモートから入れるように
# vi /etc/ssh/sshd_config
AllowUsers {ユーザ名} - hosts.allow も変更。(よそからアクセスできないので全開け)
# vi /etc/hosts.allow
ALL: ALL - ntp の設定
# vi /etc/chrony.conf
server 192.168.1.1 iburst
# nmcli connection modify ens32 ipv4.method manual
#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled
こんな感じ。ネットワークもつながっているはずなのでパッケージを最新に更新。
# yum -y update
CentOS 7.x のインストールはこれでお終い。
2018/01/29 追記
NW設定の誤記修正。再インストール時に自分の記事を参考にしたら間違いに気が付いた...
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