その1 で書くのを忘れていたのですが、WindowsXP で MediaConverter を使った場合、延々とエンコード中(実際はしていないんだけど)のまま終わらないことがあります。
今のところ Windows7 (x64)では経験したことが無いので、もし MediaConverter を使うのであれば使用する OS を Windows7 にした方が幸せになれるかもしれません。(Windows7 (x86) 環境は無いので、発生するか否か不明)
全体的な設定(右上歯車アイコンクリック→Optionsを選択)
スーパー意訳ですが、
- タスクリストから削除すると、変換済みのファイルを削除します。(Delete the converted files that have been transferred to device when removing them from the task list.) → 無効
- 動画、またはオーディオファイルが目的のデバイスで再生できる場合は変換しない。(Don't convert if the video or audio files can be played by the target devices.) → 無効、なぜお前が分かるんだ?
- SimHD を有効にして、動画をアップスケールをする場合高画質にする。(Enable ArcSoft SimHD to attain high quality when upscaling videos) → 有効、アップスケールすることは無いと思うけど。
- 動画ファイルを自動的にシャープにする。(Sharpen video files automatically.) → 有効
- GPUエンコードを利用する。(Use GPU Decoding.) → 有効、使うことは少ないけど。
- 自動的に音量の調整を行う。(Sound check (Automatically adjusts the volume of the multimedia files to the same level).) → 有効、MP3gain で後から音量上げてもいいけど、チェックしておくと 3db位音量アップになる。
- iTunesライブラリに追加する。(Add to iTunes Library (Support for Apple devices only. Requires iTunes 9 or above) )→ 無効。Appleデバイスを持っていないもんで。
- 一括ファイル変換の最大数。(Maximun concurrent files conversions: 1 )→ そのまま、複数同時変換しても遅くなるだけでは?
H.264 MP4 の設定(Settingボタンをクリック→Profiles)
- Resolution: Custom
- Cuntom Resolution: 720 x 480
- Aspect Ratio: Same as Original
- FPS: Same as Original
- Constant Quantizer: 無効 → VBR で設定したい方は有効にして下さい。値は 20位?
- Average Bitrate: 1920 → お好みで。値が大きいほど高画質・ファイルサイズ大
- Profile Name: お好きに。後で分かるように。
- Resample: Crop
- Encoder: Arcsoft AAC Codec → 変更できません。
- Channel: 2 → 1(モノラル?)も選べるけど意味ないでしょう。
- Sample Rate: 48000 → お好きに
- Bitrate: 128 → 自分の耳には十分。値が大きいほど高音質・ファイルサイズ大
H.264
- Profile: Main。Baseline 指定だとEntropyとB-Frameの指定ができなくなるため。H.264 Wiki が詳しい。
- Level: 4.0。(ここはお好みで。)
- Entropy:CABAC。CAVLC (別名UVLC)より強力な圧縮方式らしいので迷わず選択。どの位エンコードが遅くなるかは不明。
- GOP Length: 120。シーク間隔らしい。固定品質でエンコードすると数値が大きいほどファイルサイズが小さくなるらしい。VBRの場合はGOPが長いと画質が良くなる、もしくはビットレートを下げても破綻しにくくなるという利点があるらしい。
24fps、30fps、60fps 辺りが自分の対象ファイルなので、最小公倍数に設定してみた。 - B-Frame: 2。挿入枚数ではなく、0:無効・1:簡易・2:完全と思われる。どうせ指定するなら完全ということで。詳しいことはこの辺を参照して下さい。
- Sub-Pixel: Quarter。画質・圧縮率の向上が見込んで1/4単位で設定。
- Deblock: チェック。ブロックノイズ軽減。迷わずチェック。
変換
rplsViewer を使って、m2ts を分かり易い名前に変換しておきます。(変換後のファイルを変えてももok。)
一括選択 → 変換ができますので、変換したいファイルを選んでスタートボタンを押したらひたすら待って下さい。
以上、お疲れ様でした
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