デバッグモードがあるか否かを確認するために、ヘッダを加工した純正ファームを linux へ書き込んでみたところ、何かヘマをしたのか brick してしまいました。形状的に文鎮というよりは硯といったところか...
PCから tftpによるファーム転送で復帰を試みましたが、WHR-300HP2 を起動してから流し込むタイミングが全然分かりません。一縷の望みを託し、WHR-300HP2 から tftpサーバのファームを読み込ませて復活が可能かを試してみました。
普段使いの OS は Windows7 です。Windows系OS ですと亡き 3Com の 3CDeamon or tftpd32(or tftpd64)あたりがポピュラーなところでしょうか。自分は以前から使用している 3CDeamon を使用しました。グーグル先生に尋ねるとありかを教えてくれると思いますが、自分用共有を含めこちらに置いております。
tftpサーバの設定を
- IPアドレス:192.168.11.168
- ファイル名:firmware_WHR-300HP2.ram
- Windowsファイヤーウォールを無効(tftpを通す設定にしてもいいと思いますが、一端無効にして作業後に有効にするのが簡単だと思います。)
にしておきます。
転送するファイルは色々試してみましたが、日本用の純正ファームヘッダ加工版以外は転送に成功しても正常に起動しませんでした。
WHR-300HP2 を AOSSボタンを押しながら起動します。どれ位 AOSSボタンを押すかですが、自分の場合は 5秒ほど押し続け、その後 AOSSボタンを離しました。WireShark でキャプチャーしたところ、AOSSボタンを離して 2秒後ぐらいに WHR-300HP2 から接続要求が来て 3~4秒ほどで転送が開始されました。
この後、WHR-300HP2 の再起動・再構築が走りますので 6分ほどお待ちください。Diagランプがチカチカが消え、デフォルトの SSID(Buffalo-G-AA08) が飛んでいれば完了です。その後、30/30/30リセットも忘れずに実行しておきましょう。
調子に乗って色々いじり、もう駄目かと思いましたが無事復活して嬉しい限りです。
お陰様で brick した WHR-300HP2/N が復活できました。ヘッダ加工というのは、別記事で仰っている 0x27051956 より前を削る作業のことなのですね。情報有難う御座います。
返信削除何故か私の機体は tftp 起動後、再度管理画面から flash を行わないと再起動で brick に戻る変な動作でしたが、再 flash でちゃんと動作するようになりました。
復活のお役に立てて何よりです。
削除brickしたことにより、管理領域(?)にゴミがかかれ挙動がおかしくなるようですね。ゴミを無くすにはいろいろな手がありそうですが、再flashも有効ってことですね。
昔はダメルコなんて呼ばれていましたが、router はけっこういけてますよね。
ではでh~
今更ながら、この状況に陥ったのでとても助かりました。
返信削除この記事がなければ自分のルーターはただの飾りのままでした。
ありがとうございました!
お役に立ちなによりです。資源の有効活用ができましたね!
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